うさぎをせっかく飼うなら抱っこしたりなでたりしたいですよね!
そこで、この記事ではなつきやすいうさぎの見分け方や抱っこに慣れさせる方法を紹介します。
実際に私たちがうさぎを飼っている経験を元に書きますので、ぜひ参考にしてください。
うさぎを抱っこするにはなつきやすい子を選ぶ
うさぎを抱っこしたい場合、なつきやすい子を選びましょう。
うさぎは種類や性別によって性格が異なりますが、それよりも個体差が大きい生き物です。
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お迎えする前に、抱っこできるうさぎを選ぶための2つの方法を紹介します。
抱っこさせてもらう
まずはうさぎを抱っこさせてもらいましょう。
ペットショップなどでは日ごろから多くの人に抱っこされていると、慣れている場合があります。
初めて私たちが源君を抱っこした時は大人しく膝の上に座って撫でさせてくれたので、「この子にする!!」と運命を感じました。
一方、比較的大人しいと言われているホーランドロップのうさぎは店員ですら抱っこができないほど暴れていました。
両親や本人の性格を店員に聞く
うさぎ専門店やブリーダーでうさぎから購入する場合、両親のうさぎについて知っている場合があります。
性格は遺伝するとも言われていますので、どんな性格の両親から生まれているのか聞いてみましょう。
また、ペットショップでも日々のお世話をしていると、うさぎそれぞれの性格を店員が把握しています。
うさぎの抱っこ方法
実際にうさぎを抱っこする方法を難易度別に3種類紹介します。
難易度①膝の上にのせる
うさぎのお尻に片手を添えて足の間にもう片方の手を入れて持ち上げます。
膝の上に乗せて大人しくしていれば、なでてあげましょう。
難易度②腕の上に抱っこ
膝の上に乗せられるようになったら、腕で抱き上げてみましょう。
自分の体にうさぎを密着させることを意識してみてください。
この抱っこができれば、うさぎを移動させたりケージやキャリーに戻したりできるようになりますよ!
難易度③仰向け抱っこ
爪切りやブラッシングのお手入れやお尻・足の裏の体調管理のためにできるとよい仰向け抱っこ。
最初はうさぎが嫌がります!飼い主も慣れないと難しいです。
仰向け抱っこの手順とコツを紹介します。
①うさぎのお尻を持って、縦向きに抱っこします。
②耳を手で固定しながら、上半身を前にゆっくり前に倒していきます。
③固定していた手を慎重に引き抜き、仰向け抱っこ成功です!
キープするコツは太ももで耳を挟むことです。
暴れてしまう場合は視界をタオルで覆うと大人しくなりやすいです。
家に来てからの抱っこ練習
家にうさぎをお迎えした後、いつから抱っこの練習を始めたらよいのか疑問に思いますよね。
私がうさぎ専門店のスタッフから教えてもらった抱っこ練習の時期とコツを紹介します。
最初の3日間はケージに慣れてもらう
お迎えしてから3日間はケージを安心できる自分のテリトリーだと理解してもらうための期間です。
食事や掃除のみのお世話をして、なるべくそっとしておいてあげてくださいね。
横になってくつろいでいる姿が見られるくらい慣れていたら、ケージ内で撫でてあげてみてもいいですよ。
4日~7日目から抱っこ練習
ケージの中に手を入れて撫でるのに慣れてきたら、早速抱っこをしてみましょう。
まずはうさぎのお尻と足の間に手を入れて自分の膝の上に乗せてみてください。
背中やおでこを撫でてあげると喜ぶうさぎが多いです。
抱っこに慣れてきたら部屋んぽ開始
うさぎが抱っこ好きになるかどうかで重要なのが、部屋んぽを知る前に抱っこに慣れさせることです。
ペットショップやお迎えしたばかりの場合、まだケージの中の世界しかうさぎは知りません。
最初に人に抱っこをされることを覚えてから部屋んぽをすれば抱っこに慣れやすいですが、広い世界を知ってからだと「人に抱っこされる≒拘束される」と感じてしまい、嫌がる場合があります。
早くうさぎを散歩させないと運動不足になるのでは?と不安になると思いますが、野生では穴の中でじっとしていることが多いので問題ありません。
抱っこを嫌がるうさぎの場合
抱っこすると暴れる・逃げる・噛むといううさぎもいます。
対応策を紹介します。
慣れていない場所に連れていく
抱っこをしていると逃げてしまう場合は、人の腕から逃げることができるとうさぎが認識してしまっています。
また、ケージの近くや部屋んぽスペースなどうさぎにとって馴染みのある場所だと腕から逃げ出しやすい状況です。
うさぎがあまり行き慣れていないお風呂場やトイレなどに連れて行ってから抱っこしてみると逃げにくくなりますよ。
抱っこのご褒美をあげる
抱っこ=楽しいことと認識させるためにうさぎの好きなおやつをあげるのも1つの手です。
抱っこをしている時、もしくは抱っこができた後にうさぎが好きなおやつをあげてみてください。
おすすめのおやつは「うさピューレ」です。
手に乗せてあげると、ぺろぺろとなめて食べてくれますよ!
お留守番のご褒美にりんごチュールを🍎
手に乗せるとペロペロ食べてくれるので、可愛さで悶絶の飼い主です🥰#うさぎのいる暮らし #うさぎ好きさんと繋がりたい #ネザーランドドワーフ#おやつ pic.twitter.com/bM5l6viMNG— うさぎの源 (@rabitgen_stone) July 13, 2021
どうしても苦手なうさぎもいる
うさぎの中にはどうしても抱っこが苦手な場合があります。
抱っこしたい気持ちは分かりますが、力ずくでうさぎをケガさせてしまったり、飼い主もケガをしてしまったりすることもあります。
まずは撫でられるのは嫌がりませんか?
スキンシップを根気よく続けると、飼い主の匂いを覚えて警戒心がなくなっていきますよ。
次に部屋んぽ中に膝にうさぎから乗ってくるのを待ってみましょう。
また、若いうちは元気いっぱいで抱っこされることを嫌がっていても、年をとって性格が大人しくなり抱っこに慣れてくる可能性もゼロではないですよ!
うさぎの抱っこができるメリット
うさぎを抱っこできるようになると、スキンシップのほか体調管理を行うのにも役立ちます。
ふわふわボディに癒される
抱っこするとうさぎとの距離が縮まり、ふわふわの毛並みや少し高めの体温を直接感じることができます。
さらになついてくれると、小さい舌でぺろぺろとなめてくれるようになります。
ペットを飼うからには、抱っこしてコミュニケーションを取りたいですよね。
うさぎの体調変化に気づきやすい
抱っこをする時はうさぎの体に触れるため、小さい変化にも気づきやすくなります。
実はうさぎは天敵から身を守るため、体調不良を隠す習性があります。
「いつもより元気がないな」「触られるのを嫌がる箇所があるな」などのちょっとした変化を抱っこすることで察してあげられると、大きな病気になる前に対策することができます。
うさぎのブラッシング・爪切りがしやすい
うさぎのお手入れとしてブラッシングや爪切りを定期的にする必要があります。
特に爪切りは嫌がるうさぎが多く、抱っこできないと逃げてしまいます。
また、ブラッシングは抱っこできなくてもできるかもしれませんが、抱っこした方がやりやすいことは間違いありません。

どうしてもできない場合は、病院やうさぎ専門店などでプロにお任せする手段もあります。
ただし、お出かけがうさぎにとって負担になる場合や1回500~1000円程度かかるので、できれば自分たちでお手入れしてあげられると便利ですよね。
うさぎを抱っこする時の注意点
うさぎを抱っこする時に気を付けておいた方がいい注意点を紹介します。
逃げ出した時に強い力でつかまない
うさぎが腕から逃げてしまった場合、ついうさぎの体を力強くつかんでしまうこともありますが危険です。
うさぎの体は意外ともろいうえ、痛いことをされたと悪い印象をうさぎに与えてしまうとより抱っこを嫌がるようになってしまいます。
高い所から落ちないようにする
うさぎを抱っこしたまま歩き回ったり、立ったまま抱っこしたりするのは止めましょう。
うさぎはジャンプ力がありますが、足の骨がもろく高い所から落ちた衝撃で骨折してしまう可能性があります。
飼い主もケガをしないように注意する
うさぎは草食動物のため自分から攻撃してくることはあまりありませんが、嫌だ!逃げたい!という意志表示をすることがあります。
爪は硬くするどいためひっかかれるとミミズばれになり、歯は木を削るほど強靭で噛まれると痛いです。
うさぎも飼い主を攻撃したいわけではないので、なるべくお互いが傷つかないように接したいですね。
うさぎとのコミュニケーションは毎日行うとより仲良くなれる!
うさぎの抱っこ方法やメリットや注意点を紹介しました。
毎日少しずつでもコミュニケーションを取っていれば、うさぎときっと仲良くなることができます!