小説家になろうの中で「内政」と検索すると4000件近くの作品が投稿されています。
「どの作品を読めばいいの?」と迷っているあなたに、なろう小説を6年間読み続けている私のおすすめ作品を紹介します。
今まで読んだ中で「内政」要素がある7作品をランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
なろう作品で内政要素が含まれると
異世界では奴隷制度があったり王政だったりと、人の命が現代より軽んじられていることが多い状況です。
異世界へ行った主人公は現代の考えを持っているので、なるべく全ての人が死なないように、差別がないようにという働きかけをして内政に干渉していきます。
現代社会の考えを持つ誰にでも優しい主人公に惚れる人が多く、ハーレムにもなりやすくなりますよ。
【おすすめ第1位】転生したらスライムだった件
スライムに転生した主人公が、前世の知識を活かして魔物の国を作る物語です。
割と主人公はやりたい放題やっていますが、それによって国がどんどん豊かになっていく様子が描かれています。
バトル要素と内政要素が半々といった感じですが、どちらもかなりのボリュームとなっているため内政要素が足りないということはないです。
主人公は周りの皆から好かれていますが、スライムは無性のためハーレム感はありません。
「内政系は好きだけど、ハーレム展開はちょっと・・・」という方や「内政によって国が豊かになるお話が好き」という方にも間違いなくおすすめできる作品です!
作者 | 伏瀬 |
アニメ化 | 第1期:2018年10月~2019年3月 第2期前半:2021年1月~2021年3月 第2期後半:2021年7月~ |
完結or連載or中断 | 完結 |
転スラはアニメや映画なども人気となり、また小説とは違った面白さを楽しめます。
【おすすめ第2位】人狼への転生、魔王の副官
主人公が人間だったころの記憶を持ち、人狼として人間を支配していく物語。
力がとても強く頭脳戦もできる反面、人間と魔物の間に挟まれ中間管理職のように悩んでいる様子に共感を覚えてしまいます。
主人公が所属する魔物の国の領土を広げていくお話のため、内政要素が強めです。
国によって文化や領主の性格が違うため、内政に関する細かい設定が良く作り込まれています。
内政要素だけではなくバトル要素もあり、読んでいて飽きない作品となっています。
主人公は調子に乗ったり粋がったりする性格でもないため、特に不快感もなく読めるのではないかと思います。
作者 | 漂月 |
完結or連載or中断 | 完結 |
【おすすめ第3位】異世界のんびり農家
主人公は村長となり、次々と増える住人と共に村を発展させていきます。
一から村を発展させていくお話のため、内政要素がかなり強いです。
主人公は割とチート級の戦闘能力を持っていますが、あまりバトルはせず、したとしてもすぐに圧勝で終わります。
種族それぞれに役割があり、主人公は農業、ハイエルフは建設、山エルフは工作といったように分担されています。
主人公は内政よりも農業がしたい設定ですが、村長になった後は結果的に内政もします。
淡々とストーリーが進むため読みやすく、おすすめな作品です。
作者 | 内藤騎之介 |
完結or連載or中断 | 連載 |
【おすすめ第4位】町をつくる能力!?〜異世界につくろう日本都市〜
異世界に転生する時にレア度MAXの「町を作る能力」を得た主人公が異世界に町を作っていく物語です。
町自体は江戸時代くらいの施設から作っていきますが、主人公は現代風のワンルームに住んでいるというアンバランス感が読んでいて面白いですよ。
町をつくる過程で色々な種族をまとめ上げていく必要があり、内政要素がかなり強めの作品となっています。
最初は江戸時代レベルの文明でしたが、主人公の尽力によってどんどんと発展します。
スパッと町を作り、主人公が一生懸命内政をしていきます。
休載を経てから完結したため、少し最後の終わり方が釈然としない所がありましたが、内政要素が面白くておすすめできる作品です。
作者 | ルンパルンパ |
完結or連載or中断 | 完結 |
【おすすめ第5位】詰みかけ転生領主の改革
主人公は、あまりの悪政で詰みかけている領主の息子です。
荒廃しきった領地を、タイトルどおり改革していく物語となっています。
領主として領地を治める系の例にもれず、内政が中心のストーリーです。
主人公はあまり表に立って戦うタイプではなく、知略謀略の限りを尽くして戦います。
結構腹黒い性格の主人公のため、そういった性格が好きな方はハマるかと思います。
主人公の年齢ごとに物語が描かれており、領地が変わっていく様子もわかります。
時系列順で話が進むため、主人公の内政の成果を確認しつつ物語が楽しめます。
作者 | 氷純(ひすみ) |
完結or連載or中断 | 完結 |
【おすすめ第6位】大陸英雄戦記
主人公が転生した先は、ファンタジーなヨーロッパ世界だったという物語です。
生まれた国が隣国から侵攻され、滅亡の危機だったため軍に所属します。
主人公の能力は平均以下ですが、頭脳戦で大活躍していく物語です。
主人公は頭脳以外はダメダメですが、戦略を駆使して強敵を打ち破ります。
兵站の概念も細かく設定されており、作り込まれている印象を受けました。
戦記のため、戦略や戦術が中心となっていますが、内政要素も多く盛り込まれています。
リアリティが追求されており、実際にありそうな内政や外交が描写されています。
ご都合主義な内政系や、主人公パワーでなんとかしてしまう内政系に飽きてきた方におすすめできる作品となっています。
作者 | 悪一 |
完結or連載or中断 | 連載 |
【おすすめ第7位】魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~
魔王としてダンジョンを人間が住みやすい街にしていく物語です。
銃などの現代の武器要素やハーレム要素ありで、主人公チート系です。
序盤は大量の銃火器を用意したりと戦争メインな感じの雰囲気ですが、ちゃんと街づくりもやっていきます(笑)
移民や商人を呼び込み、自分のダンジョンを「街」として発展させていく内政要素も描写されています。
ただ、内政要素はあるにはあるのですが、物語が進むにつれて魔王同士のバトルや戦争が押し出されていきます。
「内政の描写も好きだけど、戦争モノも好きだよ!」という方にはおすすめできる作品かと思います。
作者 | 月夜 涙(るい) |
完結or連載or中断 | 完結 |
作者「月夜 涙」さんの別作品「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」はアニメ化もされていて、チートスキルを使って敵をバッサバッサ倒していく爽快感を味わいたい方におすすめです。
「内政」のおすすめ作品
以上7作品が小説家になろうの中で、私がおすすめする内政系の物語です。
内政要素が強い作品は、シミュレーションゲームをやっているような感覚で読むことができるため、私達も好きなジャンルです。
何もないところから国や町を作ったり、仲間や住民を集めて色々な内政に取り組んでいったりするところがワクワクしますよね!
また、内政系の作品と言ってもファンタジーや戦記など作品ごとに個性があり、小説家になろうでは様々な特徴がある内政系の作品を読むことができますよ!
あなたが内政系の作品を探す際の助けになれば幸いです。